『Destiny』におけるゲームプレイ (Gameplay) は、その基本的なジャンルとそのテーマに関する要素を中心に展開する: サイエンス・ファンタジーという設定でパーシステント・ワールド (いつまでも続く世界) とMMO (massively multiplayer online game, 大規模多人数同時参加型オンラインゲーム) の要素を取り込んだ、オープンワールドで常時オンラインのファースト・パーソン・シューターというジャンルである。[1][2] しかし、Bungie は『Destiny』のことを「MMO」のゲームと見なすことをきっぱりと拒んでいる。[3] かわりに、Bungie と Activision は、伝統的なMMOに典型的なものを削り落とした「シェアード・ワールド・シューター」(世界を共有するシューティングゲーム) [3]として、『Destiny』ゲームプレイスタイルを説明している。例として、多くの伝統として確立されたMMOにあるケースとして、プレイヤーがゲーム中または固有のサーバにいるすべての他のプレイヤーに会ったり交流することができるというよりはむしろ、『Destiny』ではプレイヤーがゲームで「マッチ」した、あるいは自発的にプレイした他のプレイヤーのみ出会ったり交流できる、オンザフライによるマッチメイキングが可能になる。[2][3]
多少の違いはあるが、大抵は『Destiny』のゲームプレイは、DayZ, Dust 514, Borderlands のようなFPSとルート (戦利品) にフォーカスしたMMOスタイル要素のあるその他のRPGと比較できる。[3][4]
ユーザー・インタフェース/ユーザー・エクスペリエンス[]
『Destiny』の基本ゲームプレイはある点ではビデオゲームの慣習からかけ離れている。まず、ゲームを起動するときに表示される伝統的な「メインメニュー」がない。代わりに、(自分のキャラクターを作成後の) プレイヤーはゲームを起動するとすぐに直接ゲームの中に入っていき[3][2]、そこから直接オービットのジャンプシップを眺めたり、目的地とゲームモードを選択したりできる[5] ゲームの中に入ると、プレイヤーのインベントリ、設定、フレンドリストのようなその他のメニューは、項目の選択に使用する (アナログスティックで操作できる) オンスクリーンのポインタがあるより伝統的なものになる。[5]
他に類を見ないほど、『Destiny』は、プレイ中にお互いにプレイヤーどうしが目に見えないところでマッチングする、オンザフライによるマッチメイキングを実現している。[3][2] この理由に加えて、他のパーシステント・ワールド要素があるため、『Destiny』は常時インターネット接続を必要とする。「オフライン」モードは存在しない。[6] しかし、(PlayStation Network や Xbox Live でのオンラインマルイプレイヤーによるプレイを継続するための通常料金が必要とはされるが)『Deestiny』はゲームをプレイするのに定期的な受信料の支払いを必要とはしない。[7] インタビューでは、ActivisionのCEO、Eric Hirshberg は「その噂はすべて聞いている。私にここでこのバンドエイドをはぎ取らせてほしい。我々には『Destiny』で受信料を請求するプランはまったくない。」と述べている。[7]
プレイヤーの作成[]
ガーディアンは『Destiny』のプレイヤーであり、主人公となるキャラクターである。[3][2]. 新しいキャラクターを作成するとき、プレイヤーは3つのプレイヤーの種族 (人間、アウォークン、エクソ) からひとつを選ぶ。そして3つのプレイヤークラス (ハンター、タイタン、ウォーロック) からひとつを選ぶ。[8][9][10] プレイヤーは性別、顔、ヘアスタイル、唇、肌、眼の色など、自分のキャラクターの外見をカスタマイズできる。[10]
どの種族もすべてのクラスを選択できるが、種族と性別は単に表面的な選択に過ぎず、キャラクターの外見にのみ影響し、ゲームプレイには影響しない。[8][9] 代わりに、プレイヤーはサブクラス、アビリティ、ウェポンの専門化、アーマー、などによる自身の専門化と発展は、プレイヤーのクラスの選択に依存する。[8][9]
外見、スキル、アーマー、ウェポン、その他のアイテムのカスタマイズの選択は、広範囲におよび、ゲームにおいて重要なフォーカスである。[8][9] 一方で、プレイヤーはひとつのアカウントで2人以上のキャラクターを持つことができる。[8][9]
タワーとその他のロケーションへのトラベル[]
シティに位置するタワーは、中心となる「ホームベース」(本拠地) であり、プレイヤーの出発点である。[8][9] タワーはプレイヤーが社交的な付き合いやパーティ編成、戦闘の準備をすることができる非戦闘ゾーンである。[8][9]
タワーを去るとき、プレイヤーは「戦利品を運搬するある種の移動住宅」として動作する自分のジャンプシップを使用する。[3] ジャンプシップを使用するプレイヤーは、ミッションの完了と探検のために、地球と太陽系の至るところにあるロケーションにトラベルできる。[3][2] スペーストラベル中はカットシーンが表示され、プレイヤーは自分のジャンプシップをマニュアルで操縦することはできない。[11] Bungie の説明としては、ジャンプシップは「地球から月、そして金星や火星へと到達するストーリーのビークル」として機能する。」と述べている。[11] ジャンプシップは所有者がアップグレードしたりカスタマイズできる。ジャンプシップは、アップグレードとカスタマイズが他のプレイヤーから称賛を得ることができる公共の場で「あなたの到着を歓迎」する。[12]
参考文献[]
- ↑ (April 16, 2010) 『Bungie-Activision Software Publishing and Development Agreement』。 L.A. Times。 July 26, 2013に閲覧。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 McWhertor, Michael。 (17 Feb. 2013) 『Bungie's Brave New Worlds』。 Polygon.com。 31 May 2014に閲覧。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 Amini, Tina。 (17 Feb. 2013) 『Everything I Know About Bungie’s Next First-Person Shooter, Destiny』。 Kotaku。 31 May 2014に閲覧。
- ↑ Hernandez, Patricia。 (29 Apr. 2014) 『I Played 45 Minutes of Destiny, And It Was Kinda Boring』。 Kotaku。 31 May 2014に閲覧。
- ↑ 5.0 5.1 Foman123 (20 June 2014) YouTube: Destiny Alpha - Getting Your Loot in the Mail 0:23。 3 July 2014に閲覧。
- ↑ Yin-Poole, Wesley。 (17 Feb. 2013) 『Destiny requires an internet connection to work』。 Eurogamer.net。 31 May 2014に閲覧。
- ↑ 7.0 7.1 Peterson, Steve。 (17 Feb. 2013) 『Bungie's Destiny: "Absolutely no plans to charge a subscription fee"』。 GamesIndustry.biz。 31 May 2014に閲覧。
- ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 8.4 8.5 8.6 Miller, Matt。 (January 2014 Print Edition) 『A Player's Journey: Destiny』。 Game Informer。 31 May 2014に閲覧。
- ↑ 9.0 9.1 9.2 9.3 9.4 9.5 9.6 Vore, Bryan。 (2013-12-27) 『The Character Progression of Destiny』。 Game Informer。 31 May 2014に閲覧。
- ↑ 10.0 10.1 Foman123 (20 June 2014) YouTube: Destiny Alpha - Awoken Character Creation 0:01。 2 July 2014に閲覧。
- ↑ 11.0 11.1 Yin-Poole, Wesley。 (1 Nov. 2013) 『Let's talk about Destiny』。 Eurogamer.net。 31 May 2014に閲覧。
- ↑ Karmali, Luke。 (31 Oct. 2013) 『Destiny Devs Talk Space Travel, PC, And Microtransactions』。 IGN。 31 May 2014に閲覧。